11月のペチコートレーンと優しい音楽家達
この写真を撮ったのは2018年3月26日。
千駄木に位置するカフェ＆ライブ 「ペチコートレーン」の
ママのバースディパーティーでの一コマ。
ママを囲むように映っているのは
左からRyoji兄貴、Jr、そして僕、 jungapop mamangoの面々。
なんだかとっても優しい写真です。
この写真の2ヶ月前、
僕は8時間に及ぶ大腸癌の摘出手術を受けていて
この写真の僕のお腹には人工肛門がついています。
まだ抗がん剤の治療が続いていて、
完全体じゃなかったけど ママのバースディパーティーにはどうしても参加したくて 重たい身体を引きずりながら
出かけた記憶は今もなを鮮明です。
2014年の秋だったと思うんだけど
ママとの出会いは奇跡でした。
何が奇跡だったのかを
紹介するには文字量が膨大となってしまうので割愛しますが、
とにもかくにも、奇跡の出会いから 僕とペチコートレーンとの物語が始まりました。
ここでライブをやりなさい、というママの言い付け通り
僕だけに留まらず、 僕がプロデュースするアーティスト達も含め 沢山のライブをさせていただきました。 なぜ、そのライブをやるのか？
なぜその場所なのか？
その理由が明確でなければ歌は届かない。
そんなことを教えてくれた場所でした。
これがペチコートレーンでの初めての告知フライヤー。
タイトルにある通り、 ペチコートレーンは不忍通りのすぐ近く。 2016年に布施明さんに提供させていただいた「君に会いに行くよ」は 深夜に不忍通りを歩いていた頃の自分のキモチを込めて作った作品です。
沢山沢山演奏させていたく内にペチコートレーンは
ファンの方から「マノマナの聖地」と呼ばれるようになりました。
まさにHome。
ペチコートレーンは今年で30周年。
特別な場所の特別な周年なら 特別なことをしなとな、と思い
今回の企画を立ち上げました。 僕らにとっての特別な場所「ペチコートレーン」で
その空間を彩る1ピースになっていただけませんか？
あなたの大好きな 優しい音楽家達と共に。
執筆 尾上一平 Event Site できました！
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