恋の終わりの始まりに
江ノ島の海を 遠く眺めてる
シーキャンドルにて 夏の風が吹く
君は優しげに そして寂しげに
微笑みを浮かべ 明日を描いてる
気付かないまま 時間が流れてくよ
わからないまま 君が手を振ってる
波の音に君は 何を感じてる?
波の音に僕は 今を感じてる
確かな幸せも 不確かなものね
君はそう呟いた
恋の終わりの始まりに
弁天橋から 写真を撮り合い
お揃いの箸に 心躍らせる
もうすぐ終わるよ 幸せが始まる
何も疑わず 僕は信じてた
遠くを見ていると つまずくことが増える
足元を見てると 明日を見失う
陽の光に君は 僕を見つめない
陽の光に僕は 君だけを見てる
揺るぎのないことも 揺らいでいくのね
君はそう呟いた
恋の終わりの始まりに